施工実績

新座市 60年の中古物件をフルリフォームして賃貸住宅へ

今回ご紹介するのは、新座市内にある築60年3DKの中古物件をフルリフォームの現場です。

工事のきっかけ

当物件は、和Total Interior代表の私が賃貸物件として利用するために購入、リフォームしました。
長年使われてきた古い家屋に新たな命を吹き込む仕事——こういう現場はやりがいが大きい分、考えることも多くて、正直ワクワクします。
仕上がりの総額は120万円。フルリフォームとしてはかなりコストを意識した施工になりましたが、随所にこだわりを詰め込みました。
順番にご紹介していきます。

キッチン施工(限られたスペースを最大限に活かす)

 

キッチンのサイズは1800mmと、間取りの都合上あらかじめ決まっていました。
古い流し台と簡易給湯器を撤去し流し台を新品に入れ替え、給湯器の為に配管工事を実施しました。
配管工事は信頼できる協力業者さんにお願いし、シンク横の壁に給湯器のパネルを設置しました。
毎日使う場所だからこそ、水回りは手を抜けないんですよね。
賃貸で使っていただく人にご迷惑が掛からないよう、美しく丈夫施工にしておくことが最優先です。

キッチンに元々とるちけてあった窓は、あえてはめ殺し(FIX窓)にして、開閉機能をなくす代わりにスッキリとしたモダンな印象を狙いました。
さらに、窓の周辺には間接照明を設置して料理や洗い物をする際の手元を照らせるように。
昼は光を取り込む開口部として、夜は照明として機能する、古い家の骨格を活かしながら、今風の雰囲気を作り出す工夫です。
この演出、実際に灯りが入るとかなり雰囲気が出るんですよ。ご入居者様にも喜んでいただきたいです。

トイレ施工(600角の狭小スペースを1,650mmまで拡張)

既存のトイレは600mm四方で、斜め付けという特殊な設置状況。古い家屋には時々見られる構造です。
しかしこれでは使い勝手が悪いので、壁を取り払って1650mmまで広げ、一からやり直しました。
さらに、給水と電気の引き込み工事を行い、ウォシュレット対応できるようにしました。便器はリクシル製品を使用しています。
余談ですが、賃貸物件でウォシュレットが使えるかどうかは、入居者さんにとっては結構大事なポイントのようです。

仕上げのこだわりは背面の板張りです。クロスではなく、あえて板材を使いました。
白とナチュラルウッドの色味を組み合わせて、古民家の持つ温かみと、今どきのスッキリしたデザインを融合させたイメージです。この組み合わせ、想像以上にまとまりが出て、私自身も気に入っている仕上がりのひとつです。

浴室施工(ユニットバスで清潔・快適に)

施工前の浴室はタイル張りで、室内に洗濯機がおいてあり少々狭い印象でした。
今回はユニットバスを新規導入しました。メーカー施工で対応しており、機能面・メンテナンス面ともに安心できる仕上がりです。
賃貸物件において浴室の清潔感は入居率に直結しますので、ここは妥協しないポイントです。

天井(船底天井が生む、唯一無二の空間)

この物件の個性のひとつが船底天井(勾配天井)です。
古民家ならではの構造で、現代の建物ではなかなかお目にかかれません。
「古いから直す」のではなく、「古いからこそ活かす」これが今回のリフォーム全体のコンセプトでもあります。
この勾配のついた天井はそのまま残し、空間のアクセントとして機能させました。高さのある部分と低い部分の変化が、ただの賃貸物件とは一味違う雰囲気を生んでいます。

間取りの変化(襖を撤去して新しい扉へ)

和室によくある襖は取り払い、新しい扉に交換しました。これだけで室内の印象がガラッと変わります。
また、階段下のスペースはロールカーテンを活用して収納スペースとして整備しました。扉をつけるよりもスッキリしていて、ちょっとモダンな雰囲気が演出できました。

2階の二間の工事(板の間に温もりをプラス)

2階は、元々は二間続きの和室でしたが、1室を洋室に変更しました。
どちらの部屋にも既存の大きな窓がありベランダへ続きます。洋室の方には窓辺に木製ベンチを設置しました。
腰を下ろしてほっと一息つける場所、このベンチがあるのとないのとでは、空間の「使える感じ」がまったく違います。ちょっとした読書スペースにも、荷物置きにもなる。
入居者さんが思わず「いいな」と感じてもらえる仕掛けのひとつです。

ベランダには人工芝を敷きました。鮮やかな緑で外観も良く、足触りも気持ちいい。洗濯物を干しながらちょっとした外の空気を楽しめる、そんな空間になりました。
天井はペンキ塗装、壁はクロスの張り替えで全体的にリフレッシュ。押入れはロールカーテンに変更して、モダンな和室を演出しています。

まとめ(築60年でも、工夫次第でここまで変わる)

今回のフルリフォームを振り返ると、「古さ」をどう扱うかが最大のテーマでした。
船底天井、古民家の木のぬくもり、壊して新しくするだけが正解ではありません。
残すべきものを見極めて、現代の暮らしに合わせてアップデートする、それが本当の意味でのリフォームだと思っています。
配管・電気・内装・造作と、多岐にわたる工事を120万円にまとめられたのも、協力業者さんとの連携と、無駄を省いた段取りがあってこそです。

新座・朝霞・志木・和光・所沢など近隣でリフォームをお考えの方へ、「古い家だから」と諦める前に、一度ご相談ください。
あなたの物件の可能性、きっと一緒に見つけられます。

 

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